慶良間の海の色は「ケラマブルー」と呼ばれます。
ただ「青い」だけなら、沖縄のどの海もそう見えます。上から撮っていて分かったのは、ケラマブルーは一色ではないということでした。

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一色ではなく、段になっている
浅いところは明るい緑。少し深くなると水色。リーフの縁で急に青へ切り替わり、その先は藍に沈みます。
海面を横から見ていると、これが全部「青」に見えます。真上から見て初めて、色の境目がはっきり分かれているのが見えます。境目の位置は、そのまま海の底の地形です。

なぜ見えるのか ―― 水が澄んでいるから
環境省は慶良間の海を「透明度の高い海域景観」と説明しています。水が濁っていれば、深さの違いは色になって現れません。澄んでいるから、底が見え、底が見えるから、深さが色になる。
そして底には、サンゴがあります。慶良間諸島にはおよそ248種のサンゴが生息し、これは日本の造礁サンゴのおよそ62%にあたります(環境省)。

白い砂も、色をつくっている
浅瀬が明るい緑に見えるのは、底に白い砂があるからです。白い底は光を返すので、浅ければ浅いほど明るく見えます。砂の白さと、水の澄み具合と、深さ。この3つが重なった結果が、あの色です。
出典:環境省「慶良間諸島国立公園」/同「公園の特徴」
※ 色の見え方についての記述は、当サイトが空撮で観察した内容です。水中の写真は色みを軽く整えています。
