海の底の模様 ― 上から見ると、浅いところの形が見える

岬から見下ろした海。色が変わる境目の線

慶良間の海の色については、別の記事で書きました。ここで見たいのは色ではなく、模様です。

上から撮ると、海の底の形が、そのまま水面に模様として出てきます

目次

浅いところは、まだらになる

手前が一面の浅いリーフ、奥が深い青の海
手前が一面の浅いリーフ、奥が深い青の海

手前一面が浅いリーフです。茶色っぽいまだら模様になっていて、奥へ行くと急に濃い青に変わります。

模様が出ているところが浅く、模様が消えたところが深い。底が見えなくなると、水は模様を持たなくなります。

黒い点は、サンゴの塊

ほぼ真上から見た浅瀬。黒い斑点が並んでいる
ほぼ真上から見た浅瀬。黒い斑点が並んでいる

ほぼ真上から撮ったもの。黒い斑点がいくつも並んでいます。

水中で撮った写真と見比べると、これが何なのかが分かります。水の中のサンゴで撮った、岩のように盛り上がったサンゴの塊が、上から見ると黒い点として写ります。

上と下で、同じものを別の見え方で見ているということです。

まだら模様の浅瀬に船が停まっている
まだら模様の浅瀬に船が停まっている

同じまだら模様の上に、船が停まっています。船の下がどうなっているかが、上からだと見えます。

境目には、線が出る

岬から見下ろした海。色が変わる境目の線
岬から見下ろした海。色が変わる境目の線

岬から見下ろすと、色が変わるところに線が出ているのが分かります。ぼんやり滲むのではなく、はっきりした縁になっています。

底が急に落ちているところで、模様がそこで途切れます。

白い浜から沖へ、水の色が段になって広がる
白い浜から沖へ、水の色が段になって広がる

浜から沖へ向かって、白 → 淡い緑 → 青と、段になって広がっていきます。これは水の色が変わっているのではなく、深さが変わっているのを見ています。

上から見る、という見方

海の中に入ると、目の前のサンゴはよく見えますが、全体の形は分かりません。上から見ると、形は分かりますが、そこに何がいるかは分かりません

どちらか片方では足りない、というのが、両方から撮ってみて分かったことでした。

この写真について

  • 撮影地:沖縄県 島尻郡 座間味村
  • 撮影:2017年・2023年/ドローン
  • 写真は縮小のみ。色や形には手を加えていません

あわせて読む:ケラマブルーとは ― なぜ一色に見えないのか水の中のサンゴ ― ケラマブルーの下にあるもの砂の形 ― 上から見た慶良間の浜

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次