慶良間諸島は、2014年(平成26年)3月5日に国立公園に指定されました。日本で31番目の国立公園です。
指定された日付には理由があります。3月5日は「サンゴの日」。この公園が何を守るために作られたのかが、日付そのものに表れています。

目次
面積の96%が海
この国立公園がほかと違うのは、区域のほとんどが陸ではなく海だという点です。
| 区分 | 面積 |
|---|---|
| 陸域 | 3,520ha |
| 海域 | 90,475ha |
合計すると約94,000ha。そのうちおよそ96%が海域です。「島の公園」ではなく「海の公園」だと言った方が近い。
空から撮っていると、それが感覚として分かります。写っているものの大半が水面で、島はその中に浮かんでいる点にすぎません。
30余りの島と、数えきれない岩礁
慶良間諸島は、那覇の西方およそ40kmに広がる、大小30あまりの島々と多数の岩礁でできています。
もともとは陸続きだった山地が沈んでできた地形とされ、そのため島の形が急峻で、外海に面した側には高さ100〜200mの海食崖が続きます。
上から見ると、島と島のあいだの浅いところが明るく光り、深いところが藍色に沈みます。海の中にもうひとつ地形がある、という見え方になります。

この記事の出典
この記事の数字と制度に関する記述は、下記の公的な情報をもとに、当サイトの言葉で書いています。出典:環境省「慶良間諸島国立公園」/環境省「慶良間諸島国立公園の特徴」
